- バス停からの道路には、両側に除雪された雪が1mを超える高さに積まれていた。
- 登山口ではスキーの男性が準備中だった。「スカイツリーまで行くと眺めが良い」と教えてくれた。民家の女性が出てきて、「今年は雪が多いから気をつけてね」とアドバイスしてくれた。
- ワカンを付けて林道を登り始めた。周囲は植林だった。雪は湿って重たかった。足が10cmほどもぐった。暑いので途中でフリースを脱いだ。標高360m地点は眺めが良かった。更にスキーの跡をたどって登って行くと後ろからスノーシューの男性が来て追い抜いて行った。足跡が有ると少し登りやすくなった。標高450m地点でも少し展望が得られた。峠の造林記念碑で抜いて行った男性は引き返して下山して行った。
- 山頂へは先行するスキーの跡だけの稜線の登りになった。やがてスキーの男性が下りて来た。「山頂は風が強いので建物の陰で休むと良い」と教えてくれた。林道は曲がりながら登っていたので一部をショートカットして直登した。
- 最後のショートカットを終えると山頂に着いた。誰もいなかった。アンテナが有った。小休止しただけで、先にスカイツリーへ向かう事にした。
- 稜線は雪庇ができていた。やがて反対側から来た若い女性2人組とすれ違った。それぞれスノーシューと長靴を履いていた。「縦走ですか」と聞かれたので「スカイツリーまで」と答えと、「すぐそこです」と教えてくれた。
- スカイツリーには「やまがたむさし634m、斜平スカイツリー」と書かれた標識が立っていた。木のない小ピークで展望が良く、米沢の町並みがよく見えた。風が強いので笹野山に戻る事にした。
- 笹野山山頂で雪庇の陰にシートを敷いて座り昼食休憩にした。コーヒーを飲んでいると、先ほどの二人組が戻って来て笑顔で挨拶して通って行った。
- 下りは造林記念碑まで所々ショートカットして快適に下った。天気は良くなり蔵王が白く見えてきた。造林記念碑からの下りでは、林道が右カーブした場所から電線に沿ってショートカットしてズボズボと下った。登りで休んだ450m地点の下で林道に戻った。更に360m地点からは尾根をまっすぐ下って登山口へショートカットした。
- 登山口でワカンを外した。笹野観音駐車場でトイレを済ませ荷造りをした。バス停までの道は行きより雪が溶けて歩きやすくなっていた。