- 無人駅の三河川合から車道を歩いて乳岩峡に向かった。乳岩峡入口の駐車場には、すでに35台車が停まっていた。
- 登山道に入るとすぐに大きな畳状の岩があった。右端には水がゴーゴーと流れていた。滑らないよう注意しながら歩いた。
- 鬼岩にはクライミングをしている人が10人くらいいた。更に少し登ったところにあるオーバーハングした岩場にも5人ほどクライマーがいた。
- 鬼岩乗越まで登ると西側の展望が開けた。山頂方面から西に連なる尾根には白い岩や紅葉している木があちこちに見えた。
- 六合目までは植林帯の急登が続いた。六合目からいったん下り、再び登りになると鎖場やはしごが出てきた。馬背岩からは左右の見晴らしが良かった。九合目付近からは行く手の尾根が険しく見えた。
- 山頂には鉄骨で作られた立派な展望台があった。展望台の上に登った。風は、ほとんど無くて穏やかだった。なだらかに続く山並みを見ながら昼食にした。
- 下りはゆっくり歩いた。鬼岩乗越では西日が当たって紅葉がいっそうきれいだった。オーバーハングした岩場のクライマーは帰り支度をしているところだった。鬼岩からは時間が少なくなってきたので少し急いだ。乳岩峡入口には夕暮れも近いのに観光客がまだ5-6人いた。
- 少し薄暗くなりかけた頃、三河川合駅に着いた。待合室には座布団が敷かれていた。休むほどもなく帰りの電車が来た。