- 登山口のハイランド小清水725は屈斜路湖を見下ろす位置にあるが、この日はあいにくの霧だった。駐車場も車がまばらだった。車の中に余分な荷物を置いて歩き始めた。
- 登山道の入口には入山届を記載するノートが有った。ほとんどの人が記載しないらしく、前の記載は一昨日だった。
- 最初はハイマツ帯の登りだった。すぐに8合目の標識が有った。こんな日でも登る人はいるらしく3人組山ガール、中高年2人組と相次いですれ違った。2人組には「ガスで何も見えない」と言われた。
- 登るに従いダケカンバやナナカマドが多くなり紅葉が進んできた。小さなピークを二つ越えると屏風岩に着いた。ガスで岩はかすんで見えた。岩の右手に登山道が付けれていた。ロープが設置されるも使う必要は無かった。
- 山頂手前の鞍部は広場になっていて北側からの登山道が合流していた。最後は右手から回り込んで山頂に着いた。南風が強かった。少し低くなったところで風を避けながら休んだ。展望は霧で得られなかった。
- 帰りは往路を下山した。時間が有ったので駐車場横のレストランに入った。他の客はいなかった。主人に「このあたりはいつごろ雪になるのですか」と聞くと「最近は雪が少なくなりクリスマスでも積っていない時がある」とのことだった。少しよもやま話をした後、席でコーヒーを飲みながらメモを整理していたら、「よかったらどうぞ」とアメリカンドッグをサービスしてくれた。