- 水根バス停から車道を登り水根キャンプ場の先から沢に下りた。直前に前のグループが出発して行った。沢靴に履き替え、ハーネスも付けて出発した。
- 腰あたりまで濡れながら進んで行くと、第一のゴルジュになり、釜の有る滝が有った。ここで8mm、20mのロープを付ける事にした。久しぶりのロープでエイトノットの結び方すら忘れていた。準備が終わってO氏から先に釜に入って行った。釜は深くて泳がなければならなかった。そこで泳ぎの得意な私に先頭を入れ替わった。ザックが浮きになって泳ぎやすかった。滝には横方向に倒木が引っかかっていた。倒木を支点に体を持ち上げてから滝を登った。滝の上でシュリンゲで確保した後、O氏に登ってもらった。O氏が登るうちに後続のパーティが着いてギャラリーに見守られながら登る事になった。
- 更にゴルジュを進んで行くとニ条に流れ落ちる滝が有った。釜が深そうだったので再び私が先に進んだ。(実際は足が着いた。)滝は左側の流れの方が登りやすそうだったが、最後の岩を登るところの段差が大きく、苦労した。後続のO氏もなかなか登れず、結局、差し出したシュリンゲを支えに使って登ってもらった。大いに疲れたので第二のゴルジュの手前で大休止した。大休止中に後続の3人組に抜かれた。
- 第二のゴルジュでは次々と小さな滝を通過した。ゴルジュを通過すると核心部の4mナメ滝が有った。O氏から先に両手両足を突っ張って通過した。
- 2段12mの大滝は右壁を登って通過した。更にいくつかの小滝を通過すると。トイ状になった6m半円ノ滝の下に着いた。右岸に容易そうな巻道が有った。少し迷ったが直登する事にした。両手両足を突っ張って登った。滝上の倒木にシュリンゲで支点を確保してからO氏が続いて登った。結果的には見た目より容易で二人とも問題なく登ることができた。滝上で大休止した。
- 滝上から沢を少し登り、左岸の踏み後を10分足らず登ると登山道に出た。靴を履き替え水根バス停に戻った。