- 今回は9人だった。快晴の三浦海岸駅前でのバス待ちの間、海水浴客が歩いて海岸へ向っていった。
- バスを剱崎(つるぎざき)で下車し、スイカ畑を見ながら暑い道を歩いた。脇の樹林では蝉が鳴いていた、剱崎灯台に着く頃は大汗をかいていた。集合写真を撮った後、灯台の日影で小休止した。
- 灯台からは直接海岸に下りられないので、少し戻って車道経由で灯台下の海岸に出た。岩礁帯の海辺は少し涼しかった。岩場にはスカシユリがあちこちに咲いていた。岩陰で小休止した。
- 海岸の岩礁帯を進んで行った。入り江になった所で、この先の港に工事区間が有るため、小道に入った。小道途中の木陰で休んだ。周囲では蝉が鳴いていた。休憩中、蚊に差されてしまった。
- バス道路に出て下っていくと江奈湾に出た。剱崎小バス停でAさんBさんは30分後のバスに乗って暑さを避けて先へ進むことにした。
- 二人と別れた後、車道が海を離れて登り坂になったところで、海側の少し藪気味の踏み跡を通って江奈湾の干潟脇に出た。干潟のそばの木陰で休んだ。引き潮だった。視力の良いCさんが「シオマネキ(ちいさなカニ)がはさみを振っている」と教えてくれた。サギが飛んで獲物を探していた。蝉やウグイスが周囲の樹林帯で鳴いていた。
- 岬を回り海岸沿いに進んで行った。スカシユリが少し咲いていた。浅間山の有る岬まで来ると小さな洞窟が有り日影になっていた。やがてバスに乗って丘を下ってきたAさんBさんも合流した。全員そろったところで洞窟の日影で昼食休憩にした。風が通り涼しかった。
- 休憩後も岩礁帯を歩き続けた。コンクリートの円柱伝いに歩くところや岩の縁をへつる所が有った。ちょうど引き潮で、水を被ることも無く無事通過した。小石の海岸に出て進み、小さい川のぬかるみを通ると毘沙門漁港に着いた。建物の影で一休みした。空にはトンビが飛んでいた。
- 海岸沿いに進むと、盗人狩(ぬすっとがり)に着いた。海岸まで迫った高さ40m程の断崖に囲まれた岩礁地帯だった。釣りの人が少しだけいた。岩の日影に入って一休みした。風が涼しかった。岩場の上の方にはスカシユリが咲いていた。DさんEさんは足を海水につけて楽しそうに休んでいた。
- しばらく岩壁が迫った岩礁帯を進んだ。やがて海岸が広くなると宮川湾に着いた。車道を一登りで宮川町バス停に着いた。すでに持参の水2リットルは飲み干していた。バス停近くの自動販売機でコーラを購入したものの、バスを待つ5分あまりの間に、あっという間に飲み干してしまった。