- 柳沢峠には7台の車が駐車してあった。出発準備中にタクシーで山登り姿の4人組がやってきた。曇り空の中、4人組より先に登り始めた。
- 最初のピーク、柳沢ノ頭にはヤマツツジがたくさん咲いていた。エゾハルゼミも少し鳴いていた。少し雲が出ていて展望は得られなかった。
- ヤマツツジを楽しみながら稜線を北へ向かった。鞍部から少し登り返すとハンゼの頭に着いた。ここにもヤマツツジがたくさん咲いていた。赤い花に囲まれながらベンチに座って休んだ。甲府盆地周囲の山々は雲の中で、わずかに甲斐駒だけが見えた。やがてタクシーの4人組が登ってきた。
- 鞍部に戻り、右折して鈴庫山(すずくらやま)に向かった。少し下り気味の道だった。ミズナラの森で、ところどころヤマツツジが咲いていた。エゾハルゼミが盛んに鳴いていた。
- 針葉樹が増え、最後に一登りすると鈴庫山に着いた。山頂標識の横にはヤマツツジがひっそりと咲いていた。狭い山頂からは甲府盆地の眺めが良かった。展望を楽しみながらランチタイムにした。
- ランチ後は往路を少し戻り、途中から電波塔ピークに向かう巻道に入った。木漏れ日の道は気持ち良かった。途中で一周してきたタクシーの4人組とすれ違った。枯れた笹藪の横を少し通った。
- 最後に少し登ると電波塔ピークに着いた。作業道の脇に古い看板が有った。「三窪高原はレンゲツツジの群生地」との説明が記載されていた。作業道を少し下った所で休んだ。周囲はヤマツツジがきれいで、下にあずまやが見えた。天気は曇りになり、鳥のさえずりが少し聞こえた。
- レンゲツツジを探しながら稜線を更に北へ向かった。ベンチのあるピーク周辺もヤマツツジがきれいだったので一休みした。
- 稜線を更に北へ進んだ。ヤマツツジはいっそう鮮やかだった。一方、レンゲツツジは見当たらなかった。稜線最北の藤谷ノ頭まで進んだものの、結局レンゲツツジは見つけられなかった。見落としたのかも知れないと思い、稜線通しにレンゲツツジを探しながら戻ることにした。
- 電波塔のピークを過ぎ、少し下って広場に出ると、鹿ネットに囲まれてレンゲツツジが数株きれいに咲いていた。ようやく見ることができて満足した。広場には、あずまやが有った。入って一休みした。いただいたアイスコーヒーとイチゴチョコクッキーがおいしかった。
- 帰りは稜線通しに戻った。ハンゼの頭は行きより雲が取れ、すっきりした展望が得られた。柳沢峠までに3人組登山者とすれ違った。柳沢峠の他の車は2台になっていた。