-
2014年2月16日
- 今回は4人グループでの登山だった。14~15日の大雪で列車の運休や遅れがあり武蔵五日市駅に着いたのは予定の約1時間遅れだった。更にバスもタクシーも動いていなかったので駅から歩くことにした。
- 十里木の分岐で、檜原村の中心部に行く左側の道は、雪崩のため通行止めになっていた。右側の道に入った。除雪されていなかったのでスパッツを付けて車のわだちの上を歩いた。登山口の軍道に着いたのは予定の約2時間遅れだった。
- 軍道集落上部の最終人家で除雪は終わっていた。足跡は無かった。膝くらいのラッセルになった。林道から山道に入り次第に雪が深くなった。最後は膝上10cm程のラッセルになった。湿った重い雪で、足を持ち上げるのに力が必要だった。
- ようやく荷田子からの道の合流点に着いた。トレースが有った。すぐ上の鳥居の所まで登り、この日はここまでとして、引き返すことにした。足跡の主は、足跡の感じから、まだ上にいる様子だった。
- 下りも足が時々雪に深く入るので苦労した。軍道からの車道は、除雪が終わって歩きやすくなっていた。十里木のトイレ前で休憩していたら登山者が3人軍道方面からやってきた。聞くと先ほどのトレースの主で荷田子から高明山まで登り、我々の付けたトレースを軍道まで下りてきたとの事だった。
- 武蔵五日市駅には、すっかり暗くなって着いた。拝島駅からの青梅線が遅れていたので八王子に出て打ち上げをした。
-
2014年2月22日
- 一週間前の雪辱で前回の4人中の2人で馬頭刈山に再挑戦することにした。
- 軍道までのバスは正常運行していた。最終人家の所でワカンを付けて登り始めた。前回から雪の降った形跡も人の登った形跡もなかった。雪解けは10cmほど進み雪質も硬くなって歩きやすくなっていた。荷田子分岐先の鳥居の所からは、前回出会った3人組のトレースを登った。杉並木の道だった。
- 光明山山頂直下には鳥居が有り、すぐ先に神社跡が有った。樹林に囲まれていた。一休み後、すぐ上の山頂に寄ってから足跡の無くなった稜線を歩き出した。ワカンで10cm程沈む雪で割と歩きやすかった。植林帯の稜線だった。山頂への最後の登りは防火帯のように切り開かれていた。
- 馬頭刈山山頂からは正面に大岳山が見えた。富士山の方角の木が刈られていたが、富士山は見えなかった。
- 馬頭刈山からは稜線を西へ向かった。落葉樹の樹林帯で気持ちよい稜線だった。916m峰は樹林に囲まれていた。916m峰から先は正面の大岳山を樹林の間に見ながら歩いた。鶴脚山の標識が有った。
- 次の鞍部からは、地形図では南側の千足尾根に向かう道が有るはずだった。探しても見つからなかったので植林帯の斜面をトラバースすることにした。35度くらいの急斜面でステップを効かせながら歩いた。最後は足がつりそうになった。
- 千足尾根はほどよい勾配の植林帯の尾根で軽快に下った。標高700m地点からは足跡が有った。標高510m地点で足跡は尾根をそのまま下るものと左下の谷に下りるものに分かれていた。地形図の登山道に近い谷に下りる方に向かった。最後は滑りやすい谷沿いを下り茅倉の集落に出た。車道を払沢の滝入口バス停まで歩いた。(この日はバスは払沢の滝入口で折り返し運転をしていた。)