- 温海温泉からのバスの乗客は3人だけで、しかも他の2人はすぐ下りてしまったので1人になってしまった。バスを越沢で下りようとすると「摩耶山ですか」と運転手に聞かれた。「そうだ」と答えると「登山口まで乗せてあげるよ」と、本来ならバス停が無くて通過してしまう登山口まで乗せてくれた。
- バスを下りてから瀬戸橋登山口まで行く間のスノーバ茶屋跡付近で昼食を食べた。ツツドリの鳴き声が聞こえた。
- 弁財天滝からは沢登りとガイドブックに有ったが、沢の道は全くなく、どうやら道が変わってしまったようだった。
- 七ツ滝の手前にはニッコウキスゲが咲いていた。七ツ滝から尾根に出るまでは、非常に急な登りだった。取り付けて有ったロープをたよりに登った。尾根に出てからはヒメイワカガミと思われる花がたくさん有った。
- 避難小屋は床が土間になっており、壁には落書きが多く少々がっかりした。ノートを見ると前に来た人が鳥の名をたくさん書いてあった。どうやらここは鳥の名所らしい。避難小屋から水場までは1分足らずだった。
- 翌朝、小屋の室温は12度だった。小屋のそばではアカショウビンがたくさん鳴いていた。
- 山頂からは月山と朝日連峰が見えた。山頂付近はウツギの花が多かった。山頂で休んでいると、反対側の東側から単独行者が登ってきた。「道が急で雪渓もあった」と言っていた。
- 帰りに通った本道コースは広くて良い道だった。途中の標高700m地点からは遠くに七ツ滝が見えた。