- この日は午前30%、午後60%の降水確率だった。午後早い時間に下山する予定で早めに出発することにした。
- 幕山公園のトイレに寄り、公園の管理人さんに登山口を確認してから歩き始めた。最初は公園内の遊歩道だった。名残の梅が少し咲いていた。クライミングの練習をしている人たちがいた。
- 梅の林が終わると雑木林の登りになった。空はまだ青く、新緑が映えてきれいだった。孫を連れた年配の女性が登っていた。小休止した標高330m地点の少し先にあずまやが有った。登山者が数人休んでいた。
- 登るに従い、木の葉は無くなった。アセビが少し咲いていた。木の間から大島がうっすらと見えた。
- 幕山山頂は草地になっていた。登山者が4-5人休んでいた。真鶴半島が見えた。いつの間にか曇り空になり、冷たい風が吹いてきた。
- 昼食は次の南郷山で取ることにして、一休みしただけで幕山山頂を出発することにした。山頂からの最初は急な階段の下りだった。勾配が緩くなると、やがて舗装された林道を横切った。植林の中を少し登ると自鑑水に出た。樹林に囲まれた小さな池だった。
- 自鑑水から先は、しばらく植林帯が続いた。やがて竹林やアセビが多くなった。林道からの道を合わせてしばらく進むと南郷山山頂に着いた。登山者が一人いた。湘南海岸が見えた。昼食休憩した。風が冷たかったので防寒のためレインウェアを着てウールの帽子をかぶった。箱根方面の山には暗い雲がかかっていた。
- 南郷山からの下りは少し急だった。カヤトの原になり正面に真鶴半島がきれいに見えた。やがて樹林帯に入った。いったん林道に出て少し通った後、再び山道に入った。ゴルフ場脇の道だった。ゴルフ場との境には動物の進入を防止するための電気柵が設置されていた。やがて舗装された山道になった。
- 車道に出たところのすぐ先にはみかん畑が有った。車道は急坂の下りだった。
- 鍛冶屋のバス停に着いたときには次のバスまで30分近く有った。湯河原駅まで歩くことにした。歩き始めてすぐの所に無人販売所が有ったのでミカン(タンカン)一袋を百円で購入した。18個入っていた。
- 幸い、駅に着くまで雨には降られなかった。