- 夜中にふもとの黒伏高原に着いた。高原手前のヘアピンカーブでは暴走族がたむろしていた。暴走族の爆音を遠くに聞きながら車の中で寝た。
- 明るくなるとすぐに出発した。林道を下り、仮設の橋を渡るとすぐに急な尾根伝いの登山道になった。やがて道がゆるくなってくると、紅葉がきれいになった。
- 柴倉コース分岐付近はブナが多かった。樹皮が白くきれいだった。福禄山の最高点は胸くらいの高さの灌木でおおわれていて近づけなかった。福禄山からは、灌木でおおわれた、たおやかな稜線になった。時々、灌木の上から展望が開け、気分良かった。
- 白森は360度の展望だった。曇ってきて寒くなったのでフリースを着た。おにぎりの昼食を食べた。
- 白森と黒伏山との鞍部付近には少しぬかるみがあった。ブナ林の中に黄葉がありきれいだった。黒伏山山頂は灌木で展望がなかった。
- 黒伏山山頂からしばらく進むと、正面に行き止まりの表示があった。登山道は右下に曲がっていた。行き止まりの方に2-3分歩いてみた。南壁の上で左側は絶壁だった。
- 分岐に戻り、急坂を下って遅沢分岐に向かった。山頂で会った13人組団体は、遅沢分岐下の林道から登ってきたとの事だった。遅沢分岐からは南壁の下を通って黒伏高原に戻った。黄葉がきれいだった。左手の南壁には、クライマーの声がこだまして聞こえていた。