- 熱海駅で電車を下りて歩き始めた。土産物屋などが並ぶ商店街を市役所付近まで下った。市役所先の分岐から登りになった。車道にしては急で、雪国だったら滑って登れないだろうと思いながら歩いた。
- 玄岳ハイクコース入口バス停で一休みしている間に若い女性の二人組が追い抜いて登って行った。車道を一登りすると未舗装の道になり、すぐに山道に入った
- 最初の竹やぶが終わると、左手が雑木林、右手が植林になった。雑木林は黄葉の見ごろだった。やがて植林が終わり両側が雑木林になった。
- 熱海新道の陸橋を越えると次第に木の背丈が低くなってきた。足元にはリンドウが咲いていた。海の見晴しの良い小広場を過ぎると回りが笹原になり、正面に富士山が見えてきた。右へ進むと氷ヶ池に向かう分岐点を通り過ぎ、左手へ笹原を一登りで山頂に着いた。
- 山頂は草地で周囲は背の低い笹原だった。富士山の他、南アルプスの悪沢、赤石、聖が白く見えた。15人ほどの地元の団体とハイクコース入口で抜いて行った女性二人組がいた。穏やかな風が吹いていて空にはパラグライダーが10機近く飛んでいた。そのうちの何機かが時々山頂の真上まで着た。やがて団体が下山して行き静かな山頂になった。女性二人に話しかけたら熱海から着たとの事だった。
- 下りは山頂反対側の笹原の道を進んだ。少し笹がかぶり気味だった。正面には富士山が見えていた。伊豆スカイラインを横切るところで先の道が分かりにくかった。少し右手に進み、小さな丘のところに続きの踏み跡が有った。踏み跡を少し進むとしっかりした山道になった。
- 笹原と灌木帯を下ると分岐があり、右手に少し進むと氷ヶ池に出た。水面には白い雲の浮かぶ青い空が映りきれいだった。
- 分岐に戻り山道を下っていくと植林帯になった。やがて車道になり牧場に出た。正面に富士山がきれいに見えた。車道を下って行くと広々とした丹那盆地に出た。パラグライダーの着陸場が有った。酪農王国オラッチェ付近は牧場が多かった。
- 軽井沢集落付近まで登り返し、最後は西日を見ながら車道を下って函南駅まで歩いた。