- 車で飯豊連峰のふもと飯豊温泉近くの登山口まで行った。今回の参加者は12名だった。登山口出発時には、すでに車が21台停めてあった。ほとんど山形ナンバーと新潟ナンバーで、地元には人気のある山だった。
- 登り始めからいきなり急坂だった。道は良く整備されていた。足元にはイワカガミが咲き、ところどころでヤマツツジが咲いていた。標高600m付近まで登ると急坂は終わり、樹林が時々途切れて展望が良くなった。西側には稜線にまだたっぷりと雪を付けた飯豊連峰が見えてきた。標高780m付近には雪渓が有った。雪が融けた跡にはショウジョウバカマやイワウチワが咲いていた。雪渓から少し登ると小ピークになり、いったん鞍部に下った。シャクナゲが少し咲いていた。シジュウカラの鳴く鞍部を過ぎると再び急登になった。ミズナラの木陰になり涼しかった。
- 急登が終わると、広々とした雪田に出た。山頂は雪田の先に有った。30人以上の登山者が休んでいた。西側には飯豊本山を始めとする飯豊連峰が大きく横たわっていた。雪田の上にシートを敷いて昼食を食べた。振る舞われたスイカがおいしかった。
- 下りは往路を戻った。登りの時には気付かなかったが、雪田の脇にはイワウチワが咲いていた。中腹では登りの時よりハルゼミの声がにぎやかになっていた。
- 下山後、飯豊温泉に寄り、一浴した。山菜取りの人が多く、混雑していた。