- 今回は4人だった。三峯神社から歩き始めた。快晴だった。霧藻ヶ峰では両神山が良く見えた。白岩小屋でテントを2張り張った。夕日を見ながらワインやウイスキーを飲んでくつろいだ。
- 翌朝は明るくなるとすぐに出発した。白岩山の先の鞍部分岐を左に取り芋ノ木ドッケに寄ってみた。苔むした道で、あまり歩かれておらず少し道が分かりにくかった。高い方へ向かって行くと、長沢背稜方面との分岐に出た。樹林に囲まれていた。小休止の後、進んで行くと本当の芋ノ木ドッケの最高点が有った。
- 芋ノ木ドッケからの下りは急だった。急坂が終わり少し尾根を進んで最後に斜面を下ると縦走路に戻った。大ダワまでは広葉樹の混ざる樹林帯で落ち着いた雰囲気だった。木々は黄葉が始まっていた。雲取山荘からの登山者と次々すれ違った。大ダワからは男坂と女坂に分かれていた。良く踏まれている女坂の方を登った。雲取山荘前には数人登山者が休んでいた。
- 雲取山荘からコメツガなどの針葉樹の森を登った行くと雲取山山頂に着いた。霧だった。時々視界が開け富士山が見えた。最初は誰もいなかったが次々と奥多摩側から登山者が登って来た。
- 下山は奥多摩側へ石尾根を下った。明るい防火帯の切り開きで奥秩父側とは一変した華やかな雰囲気だった。マルバダケブキの残骸がたくさん有った。次々と登山者が登って来た。黄葉しかかったカラマツを見ながら下った。七ツ石山の巻道にはブナが多かった。
- 鴨沢には折良く休憩中のタクシーが停まっていた。タクシーで奥多摩駅へ出た。