- 万富(まんとみ)駅から車道を歩き始めた。踏み切りを渡ってしばらく歩くと吉井川に出た。対岸に熊山が見えた。吉井川の流れは止まっていて湖のようだった。
- 吉井川を渡り、しばらく川沿いに歩くと弓削の集落に着いた。集落の山沿いに八幡宮が有った。数台車が駐車してあった。山門横の登山口から登り始めた。快晴で鳥がさえずっていた。
- 最初の照葉樹林帯は、やがてアカマツとコナラなどの落葉樹の多い森に変わって行った。ところどころ茶色の葉が残っていた。葉の間からは吉井川が見えた。
- 四合目の先で登山路を外れ、踏み跡を龍神山へと登った。龍神山は岩場になっていて南から西にかけての展望が良かった。足元を吉井川が流れていた。樹林の中には祠が有った。龍神山の先へ踏み跡を進むと先ほどの登山路に合流した。
- 六合目は露岩になっていて見晴らしが良かった。六合目の先では二羽の小さなキツツキが木をたたいていた。
- 小さな沢を通ってしばらく進むと西峰への分岐い着いた。西峰に寄ってみることにした。送電鉄塔の立つ西峰からは小豆島が見えた。
- 分岐に戻り樹林帯の山道を進んでいった。林道を渡ると鍛冶神社分岐が有ったので寄り道してみた。樹林帯の中に祠が有った。分岐に戻り更に山道を進むと九合目で再び林道を横切った。この付近から大きな木が多くなった。日陰には雪がうっすらと残っていた。
- 林道に突き当たったところで右へ進むと熊山遺跡の先に熊山展望台が有った。南側の展望が良かった。登山者が15人位いた。ベンチに腰かけ昼食にした。
- 先ほどの突き当たりまで戻り、林道を先へ進むと熊山神社の参道に着いた。階段を登ると熊山神社だった。
- 神社横のわき道を下り、林道に合流して少し進むと駐車場に着いた。駐車場からは舗装された車道をしばらく下った。小鞍部から未舗装の林道になった。アカマツが多かった。三角点の先へ少し進むと標識が有り伊部(いんべ)へ下る山道が有った。
- 下山道は見晴らしの良い所が多かった。行く手には陸地に大きく食い込む片上湾が見えた。あずまやのところからは、やや急な尾根の下りになった。送電鉄塔からは右下へ下った。屏風岩を巻いて沢沿いに下って行くと高倉稲荷神社の参道に出た。高倉稲荷神社参道からは車道を下った。
- ため池の横を過ぎると伊部の町に入った。備前焼の産地で、レンガ造りの煙突がたくさん有った。