- 岡山駅で同行者と待ち合わせた。岡山から高知までの特急は満席だった。高知市内でレンタカーを借り、県道16号線を北に向かった。途中で工事の通行止めの時間帯にぶつかり、「ふるさと林道久石線」に迂回して工石山青少年の家に着いた。10台ほど車が駐車してあった。登山者が次々と下山してきた。
- この日は車なので山頂での乾杯は無し。必要なものだけ持って登り始めた。最初は林道歩きだった。しばらく進むと登山口が有り山道に入った。少し植林が有った。杖塚にはベンチと石碑があった。登山者が二人休んでいた。
- 杖塚からは南回りコースを歩いた。標高1000m弱を等高線に平行に平坦な道が続いていた。時々展望が開け、海が見えた。すれ違った登山者に「室戸岬も見える」と教えてもらった。風が冷たく、手が冷たくなった。
- 桧屏風岩からも高知市街と海が見えた。桧屏風岩から少し登って行くとサイの河原に着いた。あずまやとベンチが有った。サイの河原からはジグザグに雑木林を登って行った。ところどころに大きな岩が有った。鏡岩と呼ばれる大岩は基部に沿って登った。
- 山頂は一等三角点と展望台が有った。展望台からは海が見えた。雲がかかり出し、小雪が舞っていた。
- 北の頂へは、いったん下って迂回路を経由して向かった。最後に登り返すと、工石山山頂から直接来る道に合流して北の頂に着いた。展望板が有り北西側の展望が得られた。遠くの山は雪雲の中だった。
- 北の頂からは登ってきた方向と反対側に二つ道が有った。最初、右の道を進んだら元に戻ってしまったので、左の道に入りなおした。ジグザグに斜面を下り、尾根を進んでいくと昭和38年に倒れた桧の風倒木が有った。更に進んで行くと八起白鷲岩が有った。岩の上に登ると北西側の展望がよかった。夕日がまだまぶしかった。
- 八起白鷲岩から下っていくと各県の県木が両側に植えられている道になった。県木の森が終わると元の杖塚に着いた。まだ暗くなるまで間が有ったので一休みした。
- 工石山青少年の家までゆっくり下山した。青少年の家は宿泊者がいるようで明かりがついていた。他の登山者の車はなくなっていた。工事時間帯は17時で終わっていたので、県道16号をまっすぐ帰ることができた。