- 秦野駅から歩き出した。今回は14人の団体だった。良い天気だった。水無川に下りる最初の階段が閉鎖されていたので1ブロック車道を歩いてから川原に下りた。川原には早咲きの桜が咲いていた。川原を離れ町の中の道を少し進むと浅間山の登山口に着いた。出発準備をしている間に登山者が4人登って行った。
- 急な階段を登ると浅間山に着いた。広い山頂に人影はまばらだった。脇にベンチが有った。桜はまだ咲いていなかった。水仙が少し咲いていた。
- いったん下って車道を渡り、階段を登り返すと権現山に着いた。桜はつぼみが少しピンクになっているだけだった。権現山からの遊歩道の下りでは早咲きの桜が少し咲いていた。ヤマツツジも少し咲いていた。
- 鞍部のトイレに寄り登り返すと、弘法山山頂に着いた。花見に備えて提灯が準備されていた。桜はまだ咲いていなかった。木の切れ目から相模湾と江ノ島が見えた。いつの間にか曇り空になっていた。
- 弘法山からは雑木林の道になった。コナラのドングリが落ちていた。ウグイスカグラや白いヤマブキ、ヤマザクラなど春の花が咲き始めていた。登山者は時々すれ違うだけで、少なめだった。
- 最後のピークはあずまやの有る吾妻山だった。登山者が数人休んでいた。脇には名残の水仙が咲いていた。風が少し冷たくなっていた。シートを敷いて昼食休憩にした。リーダーが持参したおはぎが参加者全員に配られ、おいしくいただいた。落ち葉の上のシートに横たわると気持ちが良かった。いつまでも昼寝をしていたい気分だった。「そろそろ出発します」との声に、仕方なくシートをしまい後ろ髪を引かれる思いで出発した。
- 吾妻山からは緩い下りの雑木林だった。前日の雨のため、少しぬかるんでいて靴に泥がたくさん付いた。畑に出ると菜の花が咲いていた。車道に出て、駅まで歩いて解散した。
- 自宅に帰ってから靴底の泥を洗い落とすのに20分もかかってしまった。