- 林道途中の分岐で左に入ったら間違いだった。結局、登山口に着くのに10分位余分に時間がかかってしまった。登山口周辺はすでに少し紅葉していた。車が6台あった。車を置いて出発した。
- 途中の小屋のところで甑峠への道が右に分かれているのに気付かず、左の大カツラの方に行ってしまった。すれ違った人に間違っていると言われて引き返した。引き返しでも分岐が見つからず、結局登山口から再出発した。再度の登りで、ようやく倒れている分岐の標識を見つけた。
- 黄葉したブナ林を甑峠まで登った。峠から女甑への登り口は、一見単なる踏み跡風ではっきりしなかった。不安定な登りを10mほど登るとしっかりした登山道になった。
- ロープが何ヶ所か着いた急な坂を登っていくと女甑に着いた。木の間から男甑が見えた。南側と鳥海山方面の展望が開けていた。鳥海山は雲の中だった。
- ブナの黄葉の中を男女のコルへ下った。コルから男甑への登りで振り返ると、黄葉におおわれた女甑が見えた。
- 小ピークを越え、ブナの小鞍部を過ぎると男甑に着いた。岩が有った。南側のながめが良かった。烏帽子岩が下に見えた。
- 男女のコルまで戻り、少しぬかるんだ道を名勝沼へと下った。名勝沼付近は黄葉がきれいだった。水は岸からあふれそうで、登山道も少しぬかるんでいた。風もほとんど無い沼の水には対岸の黄葉が映って一層きれいだった。
- 沼の縁を通って甑峠へ向かった。峠からは、夕日の中、この日最後の紅葉を楽しみながら登山口へと下った。