- 北西側の山麓にある新山(にいやま)登山口でタクシーを下りたときは雨が降っていた。レインウェアを着て出発した。幸い、山の神に着く頃には雨はやんだ。
- 山の神を過ぎると雪面になり、やがて道が分からなくなった。地形図を見て比べたが、特徴のない斜面で分かりにくく、結局、適当に山頂の南西側にある山頂広場を目指して登ることにした。急斜面だった。一部、雪の着いていないところが有り、ヤブになっていた。雪解け直後の湿った急斜面は滑りやすく、木を掴みながら四つん這いで登った。山頂で別コースから先に登っていた知人との待ち合わせ予定がなければ、引き返したいくらいだった。予定より時間がかかりそうなので、携帯で遅れる事を連絡した。
- 標高850mほどで勾配は緩くなり歩きやすくなった。雪の尾根を快適に登っていくと山頂の方に先に着いてしまった。山頂は木に囲まれ良い展望は得られなかった。
- 山頂広場まで下り、無事、待ち合わせの二人と合流した。1時間近い遅刻だった。広場は東から南にかけての展望が良かった。
- 二人が登ってきた南西側の登山道を下山した。東根側からの登山道との分岐からは西に曲がり栗林の中を下っていった。杉植林帯に入ると足跡を見失い、道を間違えてしまった。いったん登り返したため約30分余分に時間がかかってしまった。思いの外、苦労した山行になった。