- タクシーを降りてブドウ畑の中を登り始めた。地面が傾斜しているので、小楢山は低く見えた。1000mの標高差があるとは思えなかった。
- オーチャードヴィレッジからは荒れた林道歩きになった。途中に開山碑が有った。
- 父恋し道と母恋し道との分岐を母恋し道の方に取った。道が狭くなりカラマツ林の中の登りになった。鳥のさえずりが聞こえた。
- 小楢峠から幕岩までは雪がところどころ10cm位積もっていて滑りやすかった。
- 幕岩の鎖場は急で、けっこう腕力を使った。幕岩の上で昼食にした。岩は火山性なのか磁石を近づけると方角が90度位ずれた。展望は良かった。南アルプスは雲の中だった。
- 大沢山は幕岩より少し標高が高く、富士山のながめが良かった。大沢山から小楢峠までの帰りは軽アイゼンを着けた。とても歩きやすかった。小楢峠からはアイゼンをはずして小楢山に向かった。
- 小楢山山頂周辺はシラカバの木が多かった。北側の木が刈られていて金峰山が見えた。南側には富士山がうっすらと見えた。
- 帰りは焼山峠に向かった。一杯水は雪の下で水はなかった。一杯水を過ぎると防火帯の中の道になった。アップダウンが多かった。登りは南面になるので雪はなかったが下りは北面になり10cm位の積雪だった。途中、道が新旧に分岐していた。新道には足跡がなく旧道を通った。旧道途中に的岩が有った。
- 焼山峠にゲートがあり塩平までの間が冬季車両通行止めになっていた。ゲートをくぐって塩平に向かった。ところどころ雪がうっすらと積もっていた。足跡は全くなかった。思ったより早く塩平に着いてしまい、バスを待つ間が寒かった。