- 木更津から鴨川へ行くバスをサンラポールで下車した。国道のバス停からいったん脇道に入った。法面の草取り作業をしていた。脇道はカーブして国道を橋で渡った。ホテルシルクヴィラの手前の遊歩道入口に着いた。入園料300円と書かれていた。誰もいないので、そのまま通過し、遊歩道を下っていった。小糸川渓谷に出た。渓流タビに履き替えハーネスを付けて入渓した。
- 渓谷の川幅は広かった。ナメの多い沢だった。沢が左カーブした後、国道の橋の下を通った。続いて右カーブになった。このカーブ地点は倒木が多く少し歩きにくかった。深いところでは太ももくらいだった。沢がまっすぐになった所で再び国道の橋の下をくぐった。やがて正面に白い壁が見えてきた。沢の河原が少し広くなったところで休んだ。
- 一休み後、再びナメの多い沢歩き始めた。沢は左にカーブした。まっすぐになると、ほとんど平坦でナメの続くきれいな沢になった。ナメの深さはくるぶしからふくらはぎ程度だった。深いところが所々有るので注意して進んだ。時折、小魚が足元を動き回った。沢の幅が狭くなったところでは太ももくらいの深さが有った。
- 遙か高いところの国道の橋をくぐると沢が右にカーブした。やがて、4回目の国道の橋の下に来た。二つの大岩の間を1mほどの高さの滝が流れていた。滝の水を浴びながらよじ登った。
- しばらく進むと淵の深さ3mほどのゴルジュになった。ガイドブックに記載の橋は無くなっていた。左岸の岩からロープが下がっていたので、掴んで3mほどの高さの岩によじ登った。岩が少し滑りやすかった。木にシュリンゲを回して確保した後、同行者をロープで確保して登って来てもらった。岩の反対側の下りも少し滑りやすかった。途中にロープの支点が着いていたので思ったより簡単に下りることができた。
- しばらく沢を進むと水量1:1の二俣に着いた。両方ともすぐ上に堰堤が有った。この地点で遡行を終了した。右岸の作業道を5分ほど登ると国道に出た。国道の歩道で沢靴を脱いだ。同行者のスパッツにヒルが1匹着いていた。作業道を歩く時に着いたらしかった。塩をかけて退治した。
- 国道を歩いて出発点のバス停に戻った。余ったお菓子を食べながらベンチに座って帰りのバスを待った。