- 信濃川上駅で登山者が20人位下車した。団体は予約のタクシーに乗り、バスに乗ったのは5人ほどだった。梓山(あずさやま)では3人下車した。
- 梓山からは千曲川沿いの道を歩いた。林道に入るとズミが咲いていた。毛木平の駐車場には車が15台駐車してあった。
- 駐車場からしばらく歩くと山道に入った。沢沿いの道でシラカバやカラマツが生えていた。最初の水場には十文字小屋と書かれたコップが置いてあった。第二の水場までの間で少し盛りの過ぎたシャクナゲがたくさん咲いていた。
- 第二の水場からはジグザグの斜面の登りだった。登りつめると八丁坂の頭でコメツガの森だった。緩い登りを登っていくと十文字峠に着いた。テントを張ってから付近を散策した。シャクナゲは五分咲きだった。カモシカ展望台からは八ヶ岳がうっすら見えた。金曜日とあってテントは1張り、小屋の宿泊は5人だった。
- 二日目、ルリビタキやメボソムシクイの鳴くコメツガの森を登っていった。鎖を3本登ると大山に着いた。シャクナゲが咲いていた。武信白岩山は岩峰の基部を通過した。すぐ先の岩場からは展望が良かった。
- ルリビタキの鳴くシラビソの森を登っていくと三宝山に着いた。展望はなかった。少し進んで右にわずかに入ると三宝岩に出た。誰もいなかった。北アルプスまで見えた。
- 甲武信岳山頂は約30人の登山者でにぎわっていた。甲武信岳からは富士山を正面に見ながら甲武信小屋へ下った。
- 小屋前で一休みした後、木賊山へ登った。少し雪が残っていた。途中のガレ場からは眺めが良かった。木賊山は樹林に囲まれて展望はなかった。
- 木賊山からの下りは登山道に少し雪が積もっていた。破風山避難小屋は目の前が笹原で開放的なところだった。破風山山頂は樹林帯の中なので、少し甲武信ヶ岳側に寄った眺めの良い場所で休んだ。
- 雁坂嶺への登りには立ち枯れた木が多かった。雁坂嶺では一日の疲れが出てきた。雁坂峠は笹原で気持ちの良いところだった。峠から埼玉県側に少し下ると雁坂小屋に着いた。小屋番に進められるままにビールを購入しテントを張って休んだ。この日のテントは4張り。宿泊者は約20人だった。