- 大野でバスを下りて、集落の中を金峯山に向かって歩き始めた。逆光の中に山頂が見えた。
- 鳥居のところから、あまり歩かれている様子のない登山道を歩き始めた。杉の植林帯で、下にはアオキが生えていた。
- 駐車場にはベンチがあり一休みした。駐車場から細いコンクリートの舗装路を登っていくと神社の社務所前に着いた。誰もいない神社は、すでに新年の飾り付けがされていた。
- 神社の横の丸太の階段でできた山道を登っていくと山頂に着いた。木が少し伸びていて、背伸びしないと展望は得られなかった。山頂のすぐ脇に火焼の岩盤があった。こちらの方が展望が良く、桜島がうっすらと見えた。
- 稚児の宮に寄った後、東岳に向かった。途中は照葉樹の美しい森だった。東岳の展望台脇の踏み跡をたどっていくと露岩に出た。日が照って暖かだった。下の方に道路を走る車が小さく見えた。
- 駐車場に戻り、元来た道を鳥居のところまで下った。鳥居の横で休んでいると山仕事の人が脇の林道を下りて来た。「寒かったでしょう」と声をかけられた。
- 大野のバス停で、近くの店で買ったビールを飲みながら休んだ。バスが来た頃には体が冷え切っていた。