- 木負(きしょ)農協前でバスを降りて歩き始めた。最初はみかん畑を見ながらの車道の登りだった。みかんの取り入れをしている家族がいた。河内農協前に着くと、ちょうどお昼のチャイムが鳴った。河口農協前までもバスの便が有るが、この時間帯には無かった。バス停の前にはハイキングコースの案内板が有った。
- 禅長寺までもみかん畑を見ながらの登りだった。天気は晴れたり曇ったりしていた。実のたくさん生っている柿の木が有った。鳥の鳴き声が聞こえていた。禅長寺には人の気配は無かった。
- 禅長寺からは大杉堂山コースを通る事にした。コースの入口を間違えて一本早く曲がってしまったため2-3分ロスした。正しい入口には標識が有った。林道の登りでみかん畑が所々に有った。時々展望が開け、ミカンの木越しに海が見えた。林道の交差点で一休みした。道標があった。
- 更に植林帯の中の林道を登っていった。交差点に出るところには電気柵が設置されていた。電線に触れないようまたいで越えた。交差点の少し先からは階段の山道になった。しばらくすると左手に樹齢300年の大杉が有った。周囲は植林帯だった。
- 階段の山道を上り詰めると堂山に着いた。展望台があった。富士山と駿河湾の展望を楽しんだ。
- 堂山で植林は終わり広葉樹林帯になった。分岐から左へ少し下ると沼津市民の森キャンプ場に着いた。人はいなかった。トイレに寄り、広場のベンチで昼食休憩にした。周囲は照葉樹林だった。少し曇って来た。
- キャンプ場から1-2分登り、尾根に出たところで堂山から直進してくるコースと出会った。尾根の登りには所々に1m位の大岩が会った。「リンカーンの椅子」と名付けられた岩も有った。
- いったん車道に出たところに展望台が有った。駿河湾と富士山の展望を楽しんだ。更に山道を登ると照葉樹林帯からアセビの多い森になった。真城(さなぎ)峠からの道を合わせると広々とした笹原になった。展望が開け、西日が少しまぶしかった。少し風が有った。
- 山頂は50cm位の岩が散在したところだった。西日がまぶしかった。東側にはアンテナ塔が有った。富士山には雲がかかってしまっていた。
- 山頂からは防火帯の下りだった。最初はアセビの木が多かった。西日に自分の影が長く伸びていた。だるま山高原レストハウスまで半分ほど下ると20m程先に鹿が数頭いた。我々に気付くと逃げていった。
- だるま山高原レストハウスは16時で終了していた。車が7-8台駐車してあり観光客が数人いた。ここで新年を迎える人もいるようで、車の前で夕食の準備中の人がいた。駿河湾を眺めながらバスを待つうちにすっかり暗くなった。少し夜景を楽しんだ後にバスに乗り込んだ。
- バスの車内には元旦の「初日の出バス」が修善寺駅からだるま山レストハウスまで運行される事を記載したチラシが吊されていた。