- 前日は北竜湖キャンプ場で宿泊した。朝方、湖にかかる霧がきれいだった。
- 野沢温泉スキー場の駐車場まで行き、2台車を置き、残りの2台の車で林道を登山口へ向かった。今回は9人の山行だった。登山口手前の駐車スペースに車を置き登り始めた。
- 沢沿いの道だった。最近刈られたらしく緑の葉っぱがたくさん落ちていた。2-3度靴底を濡らす程度の徒渉が有った。ミソサザイやホトトギスが鳴いていた。
- 最初の滝が大仙滝だった。次の中ノ滝の手前には鎖場が有った。中ノ滝の先には梯子が有った。梯子は2本が複線になっていた。三つ目の滝が赤滝だった。滝前の小広場で休憩した。周辺にはタニウツギが咲いていた。
- 赤滝からはブナ林の登りになった。タニウツギの他、ウラジロヨウラクやオオバミゾホオズキが咲いていた。ホトトギスやクロジが盛んに鳴いていた。小鞍部に出てからは稜線の尾根の登りになった。虫が多かった。
- やがて勾配が緩くなりダケカンバが増えてきた。行く手に山頂の鉄塔が見えてきた。山頂の手前で山菜採りの3人組とすれ違った。3人はネマガリタケの藪の中に入って行った。
- 山頂は野沢温泉スキー場の最高点になっていた。鉄塔3階の展望台まで登り一休みした。北から東にかけての展望が良かった。眼下の森にはナナカマドの花が咲いていた。森からはカッコーやツツドリ、ジューイチの鳴き声が聞こえてきた。エゾハルゼミも鳴いていた。
- 山頂からは尾根伝いのゲレンデの下りだった。周囲の森ではエゾハルゼミが鳴いていた、ゲレンデにはニガナやノコギリソウ、白いキクが咲いていた。眺めは良かったものの直接日が当たり暑かった。左手にローソク岩経由で下る道を見送り、更にゲレンデを下って行った。下るに従い暑くなってきた。
- 最後に尾根のゲレンデを離れ左手の林道に入った。舗装の車道に出たところに水場が有ったので咽をうるおした。水場からは夏場は畑になったゲレンデを下って行った。途中に桑の実が生っていたので口に含んで甘みを味わった。
- 車を回収し、野沢温泉で温泉に入った。そばを食べて腹ごしらえをしてから飯山駅まで戻り解散した。