- タクシーを柳沢峠で下りた。登山道入り口の階段を登り山道に入った。ミズナラの多い森だった。葉はすっかり落ちていた。針葉樹が少し混ざっていた。
- 最初の登り坂が終わると平坦な道になった。北斜面を歩くところが多く、霜や雪が少し残っていた。六本木峠の手前で31人の団体に追いついた。六本木峠では大菩薩峠方面からの家族連れ登山者がいた。柳沢峠へと下山して行った。
- 六本木峠からしばらく進むと下りになった。桧の植林帯になった。林道を渡ると再び自然林になり、やがて登り坂になった。ゆるゆると登って行くと横手山峠に着いた。14人組の団体に追いつかれた。
- 横手山峠からは南斜面を登る道になった。登りつめたところが分岐点で道標に導かれて左手の黒川山の見晴台へ向かった。
- 見晴台は比較的狭い岩場になっていた。先着の31人組が下りてくるのを待って見晴台に登った。快晴だった。西方の展望が得られた。富士山も見えた。山頂は狭いので岩の基部まで下りて昼食休憩にした。出発前に、もう一度、見晴台に登って展望を楽しんだ。
- 見晴台から分岐に戻る手前で、左手の小高い場所へ登ってみた。三角点が有った。周囲は樹林で展望は無かった。三角点から下るとすぐ先ほどの分岐に着いた。鶏冠山へは左手に曲がるべきところを間違えて赤テープに誘われてまっすぐ進んでしまった。途中で踏み跡が無くなり間違いに気が付いて分岐に戻った。鶏冠山への道は黒川山三角点を右手から巻くよう付けられていた。
- しばらく進むと小鞍部があり、分岐になっていた。左手は落合への下山コースだった。まっすぐ進み鶏冠山へ向かった。樹林帯の中の岩場を進むと小さな祠の有る鶏冠山山頂に着いた。すぐ脇が絶壁になっていて東側の展望が得られた。
- 鞍部の分岐に戻り、落合へ向かった。斜面の北側を進む道で二日前に降った雪が少し残っていた。横手山峠からの道が合流すると少し急な下りになった。沢の音が聞こえた。葉を落としたミズナラが多かった。積もった落葉をカサカサ言わせながら下った。更に下るとカラマツの黄葉がきれいになった。
- 落合では先着の31人組が迎えのマイクロバス2台に乗り込んでいるところだった。落合からはバスで塩山駅に戻った。