- 無人駅の紀伊姫駅から海岸沿いの国道に出た。海がきれいだった。交通量が多かったので、しばらく歩いたところで一本内側の静かな道に入った。次の集落で海を離れ、田んぼの中の道を進んだ。小鳥が多かった。田植えが終わったばかりの田んぼにはサギが3羽いた。
- 道はやがて沢沿いの林道になり未舗装になった。木漏れ日が心地よかった。風も通って涼しかった。標高65m付近で林道は終わり山道に入った。すぐに分岐が有り、右下に下ると徒渉3回で七珍宝滝に着いた。一休みした。
- 分岐に戻り奥へ進むと、右へ山頂方面の分岐が有った。すぐ先に銚子の滝が有った。沢を渡ったところに滝を見るためのあずまやが有った。一休みした。
- 分岐に戻り尾根を山頂へと向かった。ところどころで日が差し暑かった。やがて車道に出た。見晴台が有り眺めが良かった。見晴台からは更に上に進む道が分かりにくかった。左側に進んでみたが上に登る道が無いので引き返して、今度は右側に進んでみた。すぐに上に登る階段の歩道が有った。
- 階段の歩道を登りつめると、石仏が並んで建つ歩道に突き当たった。左へ少し進むと展望広場が有り、その先には車道が登ってきていて駐車場が有った。展望広場の右手に上に登る歩道の続きが有った。
- 少しツツジの咲く山道を登って行くと樹林に囲まれた山頂に着いた。展望は無かった。
- 展望広場に戻り、石仏の道を進んでいくと重畳山神社が有った。すぐ先には神王寺が有った。庭先には「重畳山」の標識が有り、眺めが良かった。
- 神王寺からは車道を歩いた。右手にキャンプ場、左手に広場を見て進んで行くと道は下り気味になった。小笠山へ登る道がよく分からず、広場に戻って、小笠山の左を巻く山道に入った。しばらく進むと分岐に着き、右へ向かう標識が小笠山を示していた。右手へ少し登ると重畳山の眺めの良い場所が有ったので一休みした。
- 小笠山に登っていると時間不足になりそうだったので、あきらめて分岐に戻り、古座川沿いの西向変電所に急ぐことにした。少し小走りも混ぜて下った。良く整備された道だった。
- 下山したところで地元の老人に重畳山の事を「かさなま」と呼んでいることを教えてもらった。変電所前からは古座川沿いの車道を古座駅に向かった。静かな川の向こうに家並みが見え、きれいだった。