- 前日に岐阜で知人と会い一緒に飲んだ。
- 翌日、岐阜駅前からレンタカーで出発した。徳山ダムの工事現場を避けて根尾経由にしたのが失敗で、根尾から徳山にぬける馬坂トンネル付近で道路が崖崩れで通行止めとなっていた。いったん谷汲村まで戻り、あらためて冠峠に向かった。冠峠手前の紅葉はきれいだった。
- 予定より1時間以上遅れて冠峠に着いた。冠峠には車が7-8台駐車していた。池田町、藤橋村の表示に並んで、今はダム建設でなくなってしまった徳山村の表示があった。
- 小雨のぱらつく中をレインウェアを着て出発した。行く手に冠山が見えていた。最初は登りが続いたが、途中からアップダウンの連続になった。ぬかるみがところどころにあった。紅葉がきれいだった。ブナの葉は茶色くなっていた。やがてガスが出てきた。時々山頂方面から戻ってくる人にすれ違った。
- 冠平はガスの中だった。お茶をわかして昼食にした。テントを撤収している人がいた。
- 冠平からはロープのある急登だった。登るうちにガスが取れてきた。
- 山頂からは能郷白山や通ってきた林道、冠峠付近が見えた。ところどころ紅葉がきれいだった。ガスがかかり、深山幽谷の感じがした。この日最後の登山者だったので山頂には他に誰もいなかった。岐阜の知人に携帯で山頂に無事着いたことを連絡した。
- 冠平への下りでは、冠平がよく見えた。冠平を出ると再びガスが出てきた。冠峠への途中で、何度か振り返ったが、冠山山頂は二度と姿を現さなかった。