- 広沢寺温泉入口でバスを下りて歩き始めた。尾根を行く車道を少し歩き、鐘ヶ嶽バス停から右下へ行く道を進んだ。鳥居をくぐって山道に入った。
- 最初は杉植林だった。鹿のネットで囲われていることろが有った。すぐに雑木林になった。照葉樹が多かった。下から順番に何丁目かを表す石があった。石には「文久四子年 正月」と書かれていた。
- しばらく進むと「上杉公内室の墓」と書かれた道標が有った。左に少し入ると小さなお墓が有った。一本だけ名残の紅葉のきれいな木が有った。
- 照葉樹に覆われた道を登っていくと十八丁目で展望が開け、海と江ノ島が見えた。二十二丁目には大きな岩が有り、日があたり暖かだった。単独行が休んでいた。紅葉している木の上に少し大山がのぞいていた。
- 二十二丁目から少し登ると杉植林になり石段の登りになった。途中の大岩のところは回りこむように石段も曲がって付けられていた。
- 山頂直下の神社は東側の植林が切り開かれていた。新宿の高層ビル群が霞んで見えた。見晴らしの良いベンチに腰を下ろし、焼酎のお湯割りとワインを飲んだ。
- 神社からわずかの登りで山頂に着いた。半分植林に囲まれていた。
- 山頂からの下りは雑木林で名残の紅葉がきれいだった。稜線を離れるとトンネル脇の林道に出るところまで急坂だった。
- 舗装された林道を下った。やがて集落に入った。車道を下り、七沢温泉の七沢荘に寄って冷えた体を温めた。広沢寺温泉入口のバス停でタイミングよく来たバスに乗り込んだときは、すっかり暗くなっていた。
- 本厚木駅前で祝杯を上げてから解散した。