- 鳥居のある久露滝登山口からは谷沿いの道だった。堰堤を横目で見ながら登っていった。ところどころにアブラチャンが咲いていた。久露滝、四五守の滝と二つの滝を見、沢を何度か橋で渡って登っていった。
- 林道を横切るあたりにはツノハシバミが咲いていた。更に登っていくと、標高950m付近で尾根に出た。杉植林がしばらく続いていた。「いこいの森」との分岐点で右に曲がり、山の斜面を登っていった。
- 標高1150m地点まで登ると山腹をトラバースする道になり、一本松峠からの道との合流点までほとんど標高が変わらなかった。雑木林だった。北斜面のため少し雪が残っていた。合流点付近にはタラノキが有った。
- 合流点からは尾根の登りになった。途中には北アルプスの展望所が有り、うっすらと白い峰が見えた。日が差してきて少し暖かになってきた。
- 山頂には祠と鳥居が有った。誰もいなかった。薄日が差し暖かだった。南側の展望が良く、かすかに美ヶ原が見えた。北側は木の間から千曲川が見えた。同行のI氏の持ってきたコンロでお茶を沸かして飲んだ。
- 山頂からは登りとは反対側の尾根を下った。登山者二人とすれ違った。標高1150m付近の分岐から「ぼこだき岩」へ向かった。標高1100m付近に分岐が有り、右へ少し登ると「ぼこだき岩」の基部に着いた。岩にはハーケンがあちこちに付いていた。曇ってきて風が冷たくなってきた。
- カラマツ林を下っていくと「いこいの森」に着いた。先程の登山者の車が有った。展望台が有ったので登って休んだ。
- 「いこいの森」からは車道を下った。アブラチャンやキブシがたくさん咲いていた。ツノハシバミも少し咲いていた。最後はりんご畑の間を下ると更級小学校前のバス停に着いた。バスがあるものと思っていたら、日曜は運休になっている事がしばらくたってから分かった。雨も降ってきたのでタクシーを呼び戸倉駅まで戻った。