- 新所原駅から歩き始めた。町はずれの梅田公園からは登りになった。梅田峠まで登ると嵩山(すやま)展望台まで10分と書いてあったので行ってみることにした。登山道は2-3mくらいの幅があり広かった。子供の作った20cmくらいの埴輪のような像が点々と並んでいた。登山道の終点に展望台が有った。浜名湖が見えた。
- 梅田峠まで戻り、尾根を北へ歩き始めた。照葉樹林が続いていた。仏岩は一つの岩ではなく、いくつもの岩がかたまって有るところだった。岩を縫うように道が付けられていた。冬型の気圧配置が強いせいか、あられのような雪が降ってきた。幸い雪はすぐにやんだ。
- らくだ岩は縦走路を東に少し入ったところにあった。岩がラクダの背のように縦に連なっていた。浜名湖がよく見えた。岩の横には狂い咲きと思われるツツジが咲いていた。
- 神石山山頂は平らで広くベンチが有った。東側だけ木が刈られ、浜名湖が見えた。山頂付近ではヤブツバキが咲いていた。
- 多米峠への途中に「雨やどり岩」が有り、岩の上に登ると神石山や浜名湖が見えた。多米峠付近もヤブツバキが咲いていた。ツバキの木の下にベンチが有った。送電線が北風に吹かれ不気味な音をたてていた。400m峰は縦走路をわずかに東へ入ったところに有り、木に囲まれて展望は無かった。
- 大知波峠への途中にはイヌツゲの森が有った。大知波峠の手前で一時的に雪が本降りになったが、すぐにやんだ。大知波峠には寺院遺跡が有った。浜名湖方面の展望が良かった。この縦走路は歩く人も多く、ここまで10数人とすれ違った。
- 大知波峠からは静岡県側の多目的広場へ下山した。多目的広場からは天竜浜名湖鉄道の知波田駅まで歩くつもりだったが、声をかけられ新所原駅まで車に乗せてもらった。おかげで予定より1時間早く帰宅できた。