- みつまたステーションに着いた時は霧雨が降っていた。ロープウェイ、ゴンドラ、リフトと乗り継いで、かぐら第1リフトの終点まで登った。この上の第5リフトは9時オープンのため、いったん滑り降りる事にした。滑るに従いゴーグルに霧雨の水滴が付いて見にくくなり滑りにくくなった。滑るのをやめゴンドラ山頂駅で休むことにした。
- 休憩後、リフトで第5リフト終点まで登った。ゲートで届けを出し、シールを付けて登り始めた。霧雨は雪に変わっていた。視界は200m位だった。足跡がたくさん有った。前を登る人が10人ほど見えた。風が出てきた。
- 稜線に出たところに有る小ピークまで登った。15人ほどが休んでいた。どうやらここから下るらしく、出発準備をしていた。視界は悪く、すぐ先の山頂も見えなかった。地形図を見ていると30歳位の男性から現在地の標高を聞かれた。再確認して標高2000mであることを伝えた。
- 少し狭くなった稜線を山頂に向かった。少し上り下りが有った。途中で3人とすれ違った。山頂手前で、同行者が雪の中に隠れていてた穴に腰まで落ちてしまい、上がるのに苦労した。
- 山頂には誰もいなかった。東風が吹いていたので西側斜面に下がったところで休んだ。展望は得られず、時々苗場山の裾野が見えるだけだった。雪は小降りで、時々雲が途切れて空がうっすらと青く見えた。
- 一休み後、シールを外して滑り始めた。狭い上り下りのある尾根だった。障害物は無いので快適に滑った。行きに休んだ小ピークは誰もいなくなっていた。
- 小ピークからは大斜面を大きなターンを描きながら快適に滑った。途中で3人とすれ違った。ゲートのところまで滑り下山の報告をした。ゲレンデになるとコブだらけの斜面になり滑りにくくなった。
- ゴンドラ山頂駅で一休みした後、ゲレンデを滑り下り、最後はロープウェイに乗って、みつまたステーションに戻った。
- 天気は今一歩だったがスキー登山をしたとの満足感だけは得られた。