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2001年1月7日
- バスは自由乗降区間とのことで停留所のない文化洞トンネルの手前で下ろしてもらった。
- アカマツの多い道を登り、山頂直下の草原を通ると毛無山に着いた。南側の展望が良かった。
- 毛無山からは一ヶ岳、二ヶ岳と順に十二ヶ岳まで続いていた。途中には八ヶ岳もあり、ほほえましかった。
- 十一ヶ岳からは十二ヶ岳がひどく急に見えた。つり橋のかかるキレットからは富士山が見えた。
- キレットからの登りでカメラの電池と落としてしまった。蓋が完全にはしまっていなかったようだ。ロープの急坂を何度も上り下りして探した。最後にはもう一つの電池も落としてみて探したが見つからなかった。
- 十二ヶ岳では天気が急変し、小雪がちらつきだした。木には霧氷ができかけていた。電池紛失で写真も撮れなくなったこともあり、予定を変更して節刀ヶ岳をあきらめて下ることにした。
- 西湖畔に下りたところにちょうど温泉「いずみの湯」があった。バスの待ち時間を利用して一浴した。
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2001年1月13日
- 一週間前の中断の続きで再訪した。十二ヶ岳までは前回下った道を逆に登り返した。
- 十二ヶ岳山頂からは富士山の展望が良かった。1月8日の雪は約20cm積もっていた。トレースはなかった。
- 十二ヶ岳からの下りは60度くらいの傾斜の難路だった。ロープは半分雪に埋もれていた。多少腕力が必要だった。軽アイゼンは途中で外れてしまい役に立たなかった。スパッツ無しだったため靴の中に雪が入った。
- 靴が10cmくらいもぐる雪道を金山へ向かった。金山からは節刀ヶ岳へ向かった。途中、大石峠からの単独行とすれ違った。節刀ヶ岳まではこの単独行のトレースで助かった。
- 節刀ヶ岳山頂は風が強く寒かった。気温-8℃。手袋を外すとすぐ手が痛くなった。
- 金山に戻り鬼ヶ岳へ向かった。再びトレースがなくなった。登りは特に時間がかかった。やっとの思いで鬼ヶ岳に着いた。幸い西湖側からのトレースがあった。予定の鍵掛峠を変更して西湖に直接下りることにした。
- 鬼ヶ岳の南峰は展望が良かった。南峰直下はカヤトの原だった。中腹にはブナ林があった。雪がかたくなり、ようやくアイゼンがきき歩きやすくなった。途中で二人組をぬかした。バスを待つ間寒かった。