- 瓶ヶ森から笹ヶ峰への縦走も二日目の中盤になった。西黒森登頂後、アケボノツツジのきれいな登山道を下った。鎖が有った。神鳴(かんならし)池は鞍部から車道に出て2-3分進むと池への踏み跡が有った。水は見えなかったので下りなかった。
- 1669m峰への登りにはロープが有った。途中で瓶ヶ森まで行くと言う単独行者とすれ違った。1669m峰は縦走路から外れて踏み跡を登る必要があったため行かなかった。
- 自念子(じねんご)ノ頭へは笹原の緩い登りだった。ウグイスが鳴いていた。南風が強かった。自念子ノ頭は眺めが良かった。
- 笹原を下った後、車道を少し進むと東黒森への登り口に着いた。車が一台停まっていた。風が強く雲が厚くなってきた。東黒森への登りで振り返ると瓶ヶ森が雲の中に入ってしまっていた。東黒森からは行く手に伊予富士が見えた。
- 鞍部の分岐で同行者に留守番をお願いして東黒森登山口まで水を汲みに行った。水場は登山口から登山道に入ってすぐの所にあった。岩から水がたっぷり流れ落ちていた。水場からの帰りに伊予富士に登ったと言う5人組とすれ違った。「山頂は風が強かった」と言っていた。
- 分岐に戻り全員集合後、伊予富士に向った。目指す山頂は時々霧に覆われた。風が強いので登り途中で上着を着た。山頂に着いたときは、すっかり霧に覆われ強風が吹いていた。早々に出発した。
- 風が強いので予定の桑瀬峠まで行かずにテントが張れそうな所が有ったら早めに張るつもりで急坂を下った。少し下ると茂みの中にテントを張れそうな所を見つけ、幕営することにした。風の少ない良い場所だった。
- 16時頃から雨が降り出した。雨と風の音を聞きながらテントの中でウイスキーを飲んで休んだ。夜中にはテントはバタバタと風にあおられたものの雨は弱かった。
- 翌朝も夕方まで雨の予報だった。風が収まった9時に出発した。
- 急な下りの後、笹原になった。少し登り返したところで小休止した。振り返ると伊予富士が霧の中に見えた。笹原の中の登山道は所々に水たまりが有った。坂のところは沢のように水が流れていた。
- 尾根を乗り越えるところからは樹林帯になった。この付近もテントが張れそうだった。
- 再び笹原になると桑瀬峠に着いた。テントが数張り張れそうだった。開けた場所で昨晩の風は強かったかもしれなかった。ここは電波が通じた。一休みして寒風山から笹ヶ峰へと縦走を続けた。