- バスを終点の石廊崎港口で下車して歩き始めた。少し下ると石廊崎港だった。まず左手の城山に行く階段を登る事にした。少し登ると白水城跡でベンチが有った。先に少し進むと最高点で、その先にもベンチが有った。一休みした。樹林に囲まれて展望は無かった。コジュケイが無き、キツツキが木をたたく音がした。
- 更に先へ進み、道の先端近くで岩に登ると海が見えた。ちょうど遊覧船が戻って来るところだった。道は右回りに回り込み、やがて港に戻った。
- 港からは観光客に混ざって岬の先端に向かった。閉じた土産物屋があちこちに有った。ジャングルパークも閉鎖されて進入禁止のロープが張られていた。トイレと灯台の横を通り、岬へ向かう階段を下ると神社が有った。管理人がいて御札などを売っていた。神社の先が石廊崎の先端だった。快晴だった。利島がうっすらと見えた。岩陰で休んで昼食を食べた。時々、遊覧船が通っていった。
- 港まで元の道を戻った。港からは上の車道への出方を少し迷って10分ほどロスした。上の車道に出てしばらく歩くと長津呂歩道の入口が有った。一休みしてから歩道を歩き始めた。歩道はところどころで草深く、滑りやすいところもあった。時々展望が開けて海が見えた。少し湿った道を下ると仲木に着いた。
- 仲木のトイレ前で一休みした後、今度は南伊豆歩道に入った。登り口には地蔵が六体ほど有った。振り返ると山の上に風力発電の風車が5基ほど見えた。道は乾いていて歩きやすかった。照葉樹の潅木帯で木漏れ日が心地よかった。秋葉大権現と書かれた石灯籠を過ぎると石造りの念仏堂が有った。ヤマツツジも少し咲いていた。歩道の最高点付近で展望が開け海がきれいに見えた。
- 歩道を下っていくと入間に着いた。海岸通しに道がなく、少し山側を遠回りしてバス停に着いた。シーズンは夏なのか、この時期の駐車場はガランとしていた。すぐ先の浜辺では家族連れが一組だけ遊んでいた。
- 帰りのバスは途中の下賀茂で乗り換えだった。乗り継ぎ時間が15分近くあった。この付近では温泉の熱でメロンを栽培しているらしく、向かいのパン屋には「メロンパン、メロン最中」の看板が有った。メロンパンを購入して空腹をいやした。