- 登山口の鹿川(ししかわ)キャンプ場には車が2台ほど駐車してあった。キャンプ場脇から作業道を登り始めた。鉾岳が正面に見えた。
- やがて山道に入った。小尾根の登りだった。岩が多かった。ミツバツツジがたくさん咲いていた。アセビは少し終わりかけだった。新緑がきれいだった。
- 鉾岳スラブ基部ではスラブに登り始めるクライマーを見た。沢を渡り、ロープで岩を横に伝ったりしながら登っていった。アケボノツツジがたくさん咲いていた。ちょうど見頃だった。
- 再び沢に出たところには、右へ鉾岳展望所に行く道が有った。展望所に登ってみることにした。一登りで着いた展望所からは鉾岳がよく見えた。先ほど見かけたクライマー2人がスラブを登っていくのが見えた。
- 分岐に戻り沢を渡って鉾岳へ向かった。しばらく進むと林道に出た。右へ進むと鬼ノ目山で、まず左の鉾岳へ向かう事にした。アセビがたくさん咲いていた。カーブのところから下る山道に入った。沢を渡ったところが雄鉾(おんぼこ)と雌鉾(めんぼこ)の分岐だった。雄鉾に向かうことにした。
- かぶり気味の笹の道を登っていくと雄鉾最高点に着いた。最高点の先まで進むと眺めが良かった。大崩山の山頂部には雲がかかっていた。
- 雌鉾との分岐まで戻り、雌鉾へ向かった。沢の右岸を下る道だった。梯子が数ヶ所、ロープがたくさん有る険しい道で、歩きにくかった。ズボンをどこかに引っかけて破いてしまった。最後は梯子を登って雌鉾の山頂に着いた。広い岩の山頂で眺めが良かった。
- 林道の分岐点まで戻り、鬼ノ目山を目指した。荒れた沢に入り、沢の分岐点から尾根に取り付いた。急な登りだった。植林帯からブナの混ざる自然林に変わっていった。
- 鬼ノ目山の山頂は疎林に囲まれていた。霧で展望は得られなかった。鹿の糞が多かった。
- 鬼ノ目山から林道の分岐点まで戻り、あとは往路を下山した。梯子やロープで下りでも時間がかかった。
- この日は見かけたクライマー以外の登山者には会わなかった。