- 今回は「お花見山行」で6人のメンバーだった。市川大門駅に集合した。タクシーが1台だけ常駐していた。もう一台を呼んでいる間に、3人だけ先に四尾連(しびれ)湖へ向かった。
- 駐車場はバスも含め20台ほどの車だった。管理人さんが「代表者は誰ですか?本当は駐車場を借りる人だけなのだけれどサービスします」と言いながら「蛭ヶ岳登山マップ」をくれた。後発組は10分ほど遅れてきた。四尾連湖畔は桜が満開だった。風が吹くと花びらが少し舞い落ちてきた。
- 大畠山近くの稜線分岐まではジグザグの登山道だった。空の雲は次第に取れてきて青空が広がってきた。新緑がきれいだった。足元にはスミレやイカリソウが咲いていた。ウグイスなどの小鳥が鳴いていた。
- 稜線分岐からは上り下りしながら次第に標高を上げていった。カタクリが数株有った。朝の曇り空のため、まだ花びらは下を向いていた。1箇所アカヤシオが咲いていた。やがて山の斜面を巻く道になった。木の間からは南アルプスの悪沢岳付近の白い峰々が見えてきた。西肩峠には小さな6体の地蔵が有った。
- 西肩峠からの急坂を登ると山頂に着いた。30人ほどの登山者がいた。あいているところにシートを敷いた。東に富士山、西に南アルプスが見えていた。メンバー持参のちらし寿司とワインに舌鼓を打った。
- 帰りは大畠山近くの分岐までは往路を下った。天気が良くなったせいで、途中のカタクリはしっかり花びらが開いていた。分岐からは稜線通しに歩いた。大畠山は樹林に囲まれアンテナがあって落ち着かない雰囲気だった。大畠山から四尾連峠までは幅が広く林道のようなゆるい下り坂だった。四尾連峠からは、道幅も普通の登山道程度になった。昔から歩かれている道らしく、山の斜面にゆるい下り坂が続いていた。キブシが咲いていた。
- 烽火台手前のあずまやで小休止した後、烽火台に登った。甲府盆地がよく見えた。ワラビがたくさんあった。烽火台からの下りにはカタクリが少し咲いていた。更に下っていくとイカリソウがたくさん咲いていた。ヒトリシズカも咲いていた。ヒトリシズカは標高の高いところではまだ閉じ気味だったけれど、下るに従いしっかりと開いていた。
- 平塩源氏の館からは車道を歩き市川本町の駅に出た。甲府まで出て祝杯と「ほうとう」で使ったエネルギーをしっかり補充した。