- 民家の庭先が登山者用に駐車場になっていた。すでに8台の車が有った。主人に車を停める場所を確認して駐車した。登山届を記載して出発した。
- 植林帯が終わると雑木林になった。ブナも少し混ざっていた。エゾハルゼミが盛んに鳴いていた。送電鉄塔のところからはしばらく林道を歩いた。林道ではセミの鳴き声は少な目だった。
- 林道終点から再び山道に入った。初め少し下り気味に歩いた後、再び登りになった。左手に小さな谷が迫り水音が聞こえた。やがて水音から離れ斜面を右手に横切りながら登る道になった。途中の標高1200m付近に倒木が有ったので腰掛けて休んだ。12時も回っていたのでおにぎりを食べた。エゾハルゼミがたくさん鳴いていた。ブナの木漏れ日を浴びながら紅茶を飲んでしばしくつろいだ。
- 尾根に出るとブナ林の急登になった。ヤマツツジが一か所で咲いていた。急坂が終わりになるとヒノキアスナロの樹林帯になった。少し下りかけると日留賀神社の木の鳥居が有った。
- 鳥居を過ぎると広葉樹林帯になった。ダケカンバが多くなってきた。しばらく登り下りの有る道を進んだ後、再び登りになった。ギンラン、サラサドウダンが咲いていた。やがて灌木が多くなってきた。残りの標高差100mになり初めて山頂が見えた。付近にはゴゼンタチバナやツマトリソウが咲いていた。山頂手前は少し草地になっていてハクサンチドリが咲いていた。
- 山頂までで13人の登山者とすれ違った。山頂には誰もいなかった。360度の展望だった。レンタカーの返却を考えると、のんびりもしていられないので早々に下山開始した。
- 鳥居までの下りは登り返しが少しあって時間がかかった。鳥居からは一気に下った。登山口に着くと民家の主人に「明るいうちに帰ってこられましたね」と声をかけられた。下りでは登山者には会わなかった。
- 宇都宮で車を返却した後、餃子を食べて打ち上げをした。