- 榛名湖バス停から榛名富士登山口までは湖を見ながらの車道歩きだった。榛名富士登山口からは標識に導かれて斜面にジグザグに付けられた登山道を登り始めた。エゾハルゼミがうるさいくらいに鳴いていた。
- 榛名富士山頂付近にはヤマツツジが咲いていた。展望台からは八ヶ岳や南アルプス、遠く富士山まで見えた。展望台にあるあずまやで昼食にした。ロープウェイが着いてから出発するまでの間はにぎやかだったが、それ以外はいたって静かだった。
- 展望台から北側に少し登ると本当の山頂に着いた。一等三角点と神社があった。東側の展望が良かった。山頂からは北側のゆうすげに下りた。ミズナラの森だった。エゾハルゼミがしきりに鳴いていた。
- ゆうすげからは烏帽子岳に向かった。烏帽子岳登り口には鳥居が有った。鬢櫛山との鞍部で右折し、しばらく登ると狛犬が有った。烏帽子岳山頂付近にはヤマツツジが咲いていた。山頂南側にある岩場からは榛名湖が一望できた。
- 鞍部に戻り今度は鬢櫛山に登った。今までより人の歩いた形跡の少ない登山道だった。鬢櫛山はミズナラの樹林に囲まれていた。ヤマツツジが少し咲いていた。木漏れ日が心地よかった。エゾハルゼミが相変わらず鳴いていた。鬢櫛山からは南側に踏み跡をたどり、車道に出た。車道を榛名湖バス停までゆっくり戻った。
- 翌日は掃部ガ岳に登った。この日も天気が良く汗がしたたり落ちた。エゾハルゼミがたくさん鳴いていた。掃部ガ岳の山頂からは、前日同様、八ヶ岳、南アルプス、富士山が見えた。榛名湖は山の陰で見えなかった。
- 掃部ガ岳からの下山は杖ノ神峠へ向かった。最初の南斜面にはヤマツツジがたくさん咲いていた。西峰からは榛名湖が見えた。エゾハルゼミがたくさん鳴いていた。
- 耳岩付近は稜線通しと北を巻く道の二つが有った。稜線通しの道を通った。最初は少し不安定な石が多かったが、やがてしっかりした道になった。
- 杖ノ神峠からは杏(すもも)ガ岳を往復する事にした。ミズナラの森が続いていた。相変わらずエゾハルゼミが多かった。杏ガ岳山頂には平成17年に建てられた新しい小さな祠が有った。杏ガ岳への往復では誰にも会わなかった。杖ノ神峠に戻り、林道を榛名湖へ戻った。