- 前日、平瀬温泉に集合した。今回は「山形こまくさの会」に誘われての13人の団体だった。初日、車で大白川登山口まで移動した。出発準備をしているうちに雨が降り出した。レインウェアを着て出発した。
- 1時間半ほど登ると小降りになってきた。回りはブナの森だった。やがてダケカンバが多くなった。風が吹くとしずくがたくさん落ちてきた。
- 大倉山避難小屋の手前から視界が開けてきた。三方崩山が見えた。オオバミゾホオズキやニッコウキスゲを見ながら登って行くと大倉山避難小屋に着いた。
- 大倉山避難小屋から少し下った後、再び登りになった。少し急だった。道脇にはミヤマキンポウゲがたくさん咲いていた。灌木の間にはキヌガサソウがたくさん咲いていた。
- カラマツソウやモミジカラマツを見ながら登って行くと雪渓を渡る個所に出た。少し急な斜面で注意しながら渡った。
- やがて右手に大きなカンクラ雪渓が見えた。雪渓の横を登って行った。灌木帯は、やがてハイマツ帯に変わって行った。霧が出てきた。
- 室堂に着いた時は一面の霧だった。宿泊手続きをして荷物を置き、山頂の御前峰へ向かった。登り始めのお花畑にはクロユリがたくさん咲いていた。山頂はガスで展望は無かった。
- 翌日も朝から霧だった。展望歩道分岐までの間のハクサンコザクラもしぼんでいた。大倉山避難小屋への下りでは次々と登って来る登山者とすれ違った。霧は大倉山避難小屋を過ぎたあたりでようやく上がった。下の方に白水湖が見えた。
- 下山して平瀬温泉で一浴した後、他のメンバーと別れた。