- 最初、間違えて琵琶首の集落で登り口を探してしまった。地形が違う事に気付き、南へ車で5分程進んで本当の登り口に着いた。小さな社が有った。道脇が広くなっていて駐車するスペースが有った。シールを付けて登り始めた。積雪は50cmも無いくらいだった。
- 最初は畑の中の農道の登りだった。尾根が近づいたところで直接868mピークへと登った。少し急なところがあり、横にステップを切って登ったので大汗をかいてしまった。ウインドブレーカとフリースを脱いだ。
- 868mピークからは細い稜線になり、板を脱いで通過した。再び板を履き、しばらく登ると今度は急になってきた。雪も硬めでシールでは登りづらかった。再度、板を脱ぎ、今度はザックにくくりつけて登った。しばらく登ると勾配も緩くなり、再びスキーを履いて登る事ができた。
- 林道に出会う直前で小休止した。行く手の山の木々が一面真っ白な霧氷で覆われているのが見えた。これはすごいと思った。
- 林道を過ぎると一面の霧氷の森の登りになった。空は青空。霧氷が輝きいっそうきれいだった。
- 1476m峰まで登ると博士山の山頂が見えた。アップダウンのある稜線を山頂を目指した。シールを付けたまま、かかとを固定せずに下るのは少しやっかいだった。
- 最後の霧氷の森を登ると山頂に着いた。北西側は木が少しじゃまをしていたが、他の方向の展望は良かった。我々が着く直前に単独行者がいたらしくスキーの跡が有った。単独行者が作っていた雪の椅子に腰掛けて昼食を食べた。振り返ると1476m峰には別のグループが登ってきているのが見えた。
- 1476m峰までシールを付けたまま戻った。1476m峰にいたグループは我々が来る直前に出発していた。西の方向にトレースが有り、我々とは別のコースを下っていた。シールを外して下り始めた。
- 霧氷の下のスキー滑降は快適だった。途中で登ったコースを外れ、一つ北側の尾根を下った。ところどころで写真を撮りあった。
- 林道からは植林の左側を下った。いったん平坦地に出た後、少し登って尾根に再び入った。尾根を細くなって進めなくなるところまで進み左の谷に下りた。この付近は雪が融けて地面が出ているところが有った。沢に出たところで水をくんで飲んだ。(ポットの500ccでは不足だった。)沢横の植林帯を下っていくと畑に出た。最後は橋を渡り、行きに通った農道に出た。