- 唐松岳からは行く手に大きく五竜岳が見えた。
- 最低鞍部への途中には鎖場があった。岩場が多く予想していたよりも険しい道だった。名残のイワツメクサが咲いていた。ところどころで紅葉が見られた。
- 予定より早く五竜山荘に着いたので、五竜岳まで登ることにした。
- 鎖場と険しい岩場を登りつめると、山頂に着いた。360度の展望だった。富士山もうっすらと見えた。携帯で天気予報を聞いた。翌日は雨の予報だった。風があった。すっかり体が冷え込んしまうまで展望を楽しんだ。
- 五竜山荘の宿泊は約50人で、金曜にしては多いと思った。
- 翌朝は小雨だった。五竜岳の山頂は見えていたので、予定通り五竜岳経由、鹿島槍に向かって出発した。
- 前日より速いペースで五竜岳山頂到着。体調も良好だった。携帯で天気予報を聞いた。天気は下り坂で夜は降水確率80%、翌日も雨とのことだった。失意のうちに引き返すことにした。
- 五竜山荘からは遠見尾根を下った。西遠見の池から五竜岳がきれいに見えた。鹿島槍もガスの中に浮かんでいた。紅葉にはまだ一週間以上早かった。
- 雨は下るに従って強くなった。アルプス平駅からは雨で客のいないゴンドラに乗って一気に下山した。