- 聖宝寺から登り始めた。五合目までは植林帯の中だった。六合目になると雪が出てきた。
- 藤原山荘の少し手前に福寿草が咲いていた。小雨が少しぱらついていた。藤原山荘で昼食にした。腹ごしらえのあと、軽アイゼンをつけて藤原岳を往復した。山頂周辺は70-80cmの雪だった。
- 再び重い荷物を担いで御池岳方面へ向かった。小雨が降っていたのでレインウェアを着た。途中でガスが出てきた。
- 天狗岩の分岐を過ぎると踏み跡が少なくなった。送電線の鉄塔の所は雪がなくてテントを張りたくなったが、風通しが良さそうなので、そのまま進むことにした。
- 予定ではキャンプ地までだったが、雪も深いので途中の白船峠でテントを張った。
- 夜中、雨が雪に変わり、風も強くなってきた。明け方のテント内は0度だった。テントの前室に入れて置いた靴に雪が降りかかっていた。靴ひもも氷っていた。
- 風が強く、踏み跡もはっきりしないので、御池岳は中止することにした。帰りは坂本谷の方が近かったが、土石流で通行止めと立て札に記載されていた。元の道を戻ることにした。テントが凍りつき、しまうのに苦労した。
- 昨日の足跡はほとんど消えていた。送電線の鉄塔から天狗岩の分岐にかけては霧氷がきれいだった。
- 藤原山荘からの下りは氷っていて軽アイゼンが有効だった。次々に登ってくる人に出会った。五合目と六合目の中間付近からは雪が消え、登山道から少しはずれた岩の陰に福寿草が咲いていた。
- 西藤原駅ではビールを入手できず、富田まできてようやく祝杯を上げることができた。