- 冬季閉鎖が4/21に解除されたばかりの道をタクシーでドンデン山荘に向かった。山荘付近の道路は湿ってぐしょぐしょの雪が数cm積もっていた。山荘は5月からの開業の準備中だった。山荘の横から山道に入った。雪が積もり、折れた木も有って、分かりにくいところがあった。
- 三角点峰は灌木に囲まれ、展望は無かった。木々の霧氷がきれいだった。三角点峰からドンデン山頂(尻立山)の間は草原になり風が強かった。
- ドンデン山頂には片隅にベンチが有った。灌木の下には、雪の間に花びらを閉じたカタクリがたくさんあった。遠くには山頂を雲に覆われた金北山が見えた。風が強かったのでレインウェアを着て耳をフードで覆った。
- ドンデン池方面への下りはガレキが多かった。下りきったところは湿地になっていてザゼンソウがたくさん咲いていた。湿地から車道に出るときに沢沿いを行き過ぎてしまい、少し引き返した。車道に出る手前の山腹では、吹き溜まりに残雪が50cmくらい有った。
- 車道から青粘(あおねば)峠に入るところには人の背丈ほどの除雪の雪山ができていた。雪山を越えて山道に入った。青粘峠付近にはカタクリの花が多かった。曇っていたため花は閉じていた。
- 青粘峠からの下りにもシラネアオイやニリンソウなどの花が多かった。渓谷を半分ほど下りた頃、一時的に雪が強く降ってきた。青粘入口に近づくとヒトリシズカが多くなってきた。
- 青粘入口から車道を両津へと歩くうちに雨が強くなった。携帯が通じたところでタクシーを呼んだ。