- バス終点の玉取には茶畑が多かった。天まで届くかのように高いところまで茶畑が有った。
- 三分咲きの桜を見ながら農道を登って行くと終点に登山口が有った。横の沢には小さなワサビ田が有った。
- 杉植林の道を登っていくと弓張峠に着いた。杉に囲まれた静かな峠だった。遠くで鳥のさえずりが聞こえた。上空を飛ぶ飛行機の音が遠くに聞こえた。
- 峠から尾根伝いに植林と雑木林の入り交じる道を登っていくと突然立派な林道に出た。林道脇には昔の登山道なのか赤ペンキマークが付いた踏み跡が有ったが、ほとんど廃道状態だった。
- 林道はダイラボウの山頂広場の横まで続いていた。広場横の駐車場のところには林道が平成16年に完成したと書かれていた。駐車場から少し広場に入った林床にはショウジョウバカマが7-8輪咲いていた。広場横のベンチの置かれた小さな丘に登ると静岡市内がうっすらと見下ろせた。丘とは広場をはさんで反対側の樹林の中には三角点が有った。
- 山頂直下の杉植林帯の下りでは、林床にショウジョウバカマがたくさん咲いていた。更に杉植林帯を下っていくと、茶畑の手前の斜面にショウジョウバカマの群落が有った。一面のピンクの花が見事だった。
- 茶畑の横を下り、植林帯をわずかに下ると車道の通る富厚里峠に着いた。車道横の土手にはスミレが咲いていた。
- 車道を中藁科へと下った。途中には茶畑やミカンの木が有った。藁科川にかかる橋を渡り、左にしばらく進むとバス停が有った。(後で右に曲がった方がバス停が近かったことが分かった。)バス停の横にはタンポポが咲いていた。