- 前日、南相木村の立岩荘に泊まり忘年会を行った。
- 翌日、車で南相木ダム横にある「天空の石広場」まで行った。白い石が並べられきれいに整備されていた。湖の説明板が有った。駐車場に車を置き、ゲートを通って湖の周りの道を歩き出した。道には鹿の足跡がたくさんあり、脇の山には鹿がいた。道の脇には周りの谷からの水がダム湖に入らないよう水路が取り付けられていた。湖には霧が立ち込めていた。
- 北窪沢の林道に入り10分ほど歩くと林道の終点に着いた。沢沿いのカラマツ林の踏み跡に入った。踏み跡はしっかりしていて歩きやすかった。少し倒木があった。
- カラマツ林が終わるところに右に入る谷が有った。地形図と高度計を見比べ、まっすぐに進むことにした。次の二股で予定通り右に入った。すぐに枯れた沢になった。やぶは無く歩きやすかった。
- やがて踏み跡ははっきりしなくなった。少し右手に進みすぎてしまい、予定していた山頂の北方稜線ではなく北西稜線の山頂からの標高差80m付近に出てしまった。少し霧氷が見られた。稜線に出たところから少し進むとガレ場に出た。立ち込めていた霧が晴れ始め、西側の展望が得られた。
- ガレ場から尾根伝いに登って行くと岩でさえぎられ、まっすぐ登ることができなくなった。右側(北側)に巻く事にした。倒木の多い針葉樹林の森を進むと北方稜線に出たらしく目印のテープが見られるようなった。山頂に向かってシャクナゲの急坂を手も使いながら登った。
- 急坂が終わると山頂に着いた。山頂は広かった。樹林の間から甲武信ヶ岳方面の山々が見えた。山頂から20mほど西へ進むと岩に出て、八ヶ岳方面の展望が得られた。山頂標識の前にシートを敷いて、乾杯した。
- 下りは北西稜線の岩を今度は南側から巻いた。しばらく進むと登りに通ったガレ場のところに合流した。帰りの南側から巻くルートの方が少し楽だった。往路を下り、湖の淵に出た。トンネル手前で左に曲がり展望台に寄り道した。大蛇倉山がきれいに見えた。