- 長野から車で木戸池まで行き、キャンプ場にテントを張った。余分な荷物を置いて歩き始めた。石の湯までは下りの山道だった。リンドウやホタルブクロが咲いていた。
- 石の湯で車道に出、駐車場から再び山道に入った。登山道の最初は水たまりができていて、志賀高原らしくない野性味のある道だった。やがてシラカバの森の登り坂になった。
- 70m沢登りの標柱からは沢の道になった。靴底を濡らす程度の沢だった。沢登りが終わると尾根の道になった。コメツガの森だった。足元にはゴゼンタチバナが赤い実を付けていた。
- 坊寺山山頂に着いた時は霧で展望がなかった。待つうちに次第に晴れてきて岩菅山などが見えてきた。
- 山頂から5分下ったところで分岐を右に入り稜線の道に入った。一直線の急な下り坂だった。やがて登りになり小坊寺山に着いた。展望が少し開けた。笠ガ岳は雲の中だった。
- 小坊寺山からシャクナゲの木の多い坂を下った。五葉松の大木が有った。ロープのあるガレ場を過ぎると登り下りを繰り返す稜線になった。眺めが良かった。
- 林道跡のような小広場で稜線を離れ左に下りる道に入った。笹がかぶり気味で笹をかき分けながら下った。笹がなくなると木がまばらに生えた荒れた斜面になった。ウメバチソウが咲いていた。川を木の橋で渡ると石の湯温泉のホテル前の広場に着いた。ヤナギランが咲いていた。
- 石の湯温泉からは元の道を一登りし、木戸池キャンプ場に戻った。テントで乾杯しながら夕食の支度をした。夕焼けがきれいだった。