- 仙酔峡には貸し切りバスで来た団体登山者などが30人くらいいてにぎやかだった。ところどころミヤマキリシマが咲き始めていた。(この日の朝刊には10日くらい後の5/10頃に見頃と書いてあった。)鷲見平付近にはまだ苗木のミヤマキリシマが咲いていた。
- 仙酔尾根は溶岩の固まった赤い岩の登りだった。登山者が大勢いた。単調な登りが続いた。中間点を少し過ぎたところにはロープを付けた登りがあった。
- 最後のザラザラの小石の坂を登ると火口壁に着いた。左手に台地状になった東峰が見えたので往復してみることにした。山頂直下を回り込み反対側の肩のところに出ると根子岳が見えた。10人程登山者が休んでいた。肩から引き返すような感じで少し登る東峰山頂に着いた。誰もいなかった。昼食のおにぎりを食べた。
- 稜線を分岐まで戻り、最高点の高岳へ向かった。左側の火口には避難小屋が見えた。高岳山頂には登山者が20-30人いた。観光客も少し混じっていた。虫が多かった。
- ほとんどの人が仙酔峡に下りるので、中岳からは急に誰もいなくなった。右側の荒々しい火口方面をながめながら稜線を歩いた。1496m峰には登山者が3人いた。根子岳がよく見えた。虫が多かった。
- 1496m峰からは急な下りでペンキマークに従って下りた。赤い石が多かった。砂千里に下りる手前で、スピーカーで「火山ガスの濃度が高くなったので指示に従って避難して下さい」と言っているのが聞こえてきた。砂千里ヶ浜は足跡に従って歩いた。
- 予定では火口西の展望台から火口をながめるつもりだったが、避難勧告が出ていたので、あきらめて車道に出たところから下山することにした。ところが阿蘇山西バス停に着く前に避難勧告は解除され、再び一般車が登ってきた。舌打ちしたが舗装路を登り返す気力もなかったのでそのまま下山した。
- 赤水へのバスは少し渋滞に巻き込まれた。渋滞の列を見ながらGWは車での観光地巡りも大変だと思った。この日は日差しが強く、半袖で歩いていたら二の腕が真っ赤に日焼けしてしまった。