- 登山口出発が遅かったので登り途中ですれ違ったパトロールの人に「熊がいるのであまり遅くならないように」と注意された。ところどころ熊よけの鐘が設置されていた。休憩小屋までは、ゆるい登りだった。家族連れも含め、次々と登山者とすれ違った。
- 休憩小屋まで来ると上部の展望が開けた。山頂には雲がかかっていた。小屋からは尾根伝いの急坂になった。終わりかけのヤマツツジが咲いていた。
- 馬ノ背に近づくとタンポポに似た黄色いエゾコウゾリナが増えてきた。馬ノ背に着くと山頂の雲がタイミング良く取れた。北の方にはピンネシリが見えた。
- エゾコウゾリナとアポイヤマブキショウマの咲く馬ノ背の尾根を進んでいくと、次第に勾配が急になって来た。山頂直下はダケカンバの森で、林床にはアヤメが咲いていた。
- 遅い時間とあって、山頂には誰もいなかった。樹林の中で、少しガスも出てきて展望はなかった。
- 山頂からの下山では登山口まで誰にも会わず、この日の最後の登山者だった。途中で熊よけの鐘を鳴らしたら、思いの外大きな音がしてびっくりした。