- 安家森登山口へ着いた時は、まだ回りの山々に朝霧がかかっていた。牧場仕事の人が先に登山道へ入っていった。
- 最初は少し下り気味の登山道だった。ところどころに狐と思われる糞が落ちていた。
- しばらく歩くと牧場に出た。牛が通れないようジグザグに作られた柵を通ると広い牧場に入った。茶色い牛が10頭ほどいた。先程の牧場仕事の人がいたので挨拶をして、安家森への道を聞いた。まっすぐ安家森へ向かう踏み跡を通れば良いとの事だった。帰りは途中で遠別岳への分岐が別れるとの事だった。
- 牧場の踏み跡をまっすぐ安家森へ向かった。牧草地が終わり少し石ころの道を登ると牧場の柵が有った。柵に付けられた扉を開閉して通った。
- ベニバナイチヤクソウの咲く灌木帯を登って行くと山頂に着いた。360度の展望だった。霞んでいて遠くの山は見えなかった。西側の風車は上の方だけが見えた。紅茶を沸かしてくつろぎながら休んだ。
- 遠別岳へは、まず牧場の柵の所まで下り、更に石ころの道を下って牧草地に入った所で右側の踏み跡に入った。牧場の牛は林の中に入ってしまっていた。そのまま進むと牧場の終点に着いた。大きなダケカンバの木に「安家平」の標識が打ち付けられていた。
- ダケカンバの巨木の多い森を歩いていった。オダマキがたくさん咲いていた。マルバダケブキもたくさん咲いていた。ところどころに水流が有り、オタマジャクシが動いていた。
- 少し道が登り気味になると木の刈られた草地に出た。平庭岳との分岐が有った。分岐からは最後の登りになった。木が刈られて草が登山道にかぶさっている所が有った。
- 山頂には鐘が有った。小さな祠と鳥居が有った。展望は西側に少しあるだけだった。衣服をチェックしたらダニが4-5匹付いていた。草のかぶる登山道を歩いたときい付いたようだった。休んでいるうちにこの日初めての登山者3人組が登ってきた。
- 帰りはダニに気をつけてながら下山した。平庭岳との分岐でチェックしたら、やはり2-3匹ダニが服に付いていた。「安家平」標識からは、まっすぐ登山口へ向かった。4-5人のグループとすれ違った。
- 登山口の車は5台ほどになっていた。登山口近くのレストランでブルーベリージュースを飲んでから帰った。