- 前日は上野村に宿泊した。当日は朝一番のバスで万場まで戻り、八幡神社から歩き始めた。
- 県道には前日の雪がうっすら積もっていた。少し小雪が舞っていた。雪の上には3-4台の車の跡が付いていた。朝日が少しまぶしかった。
- 塩沢ダムで小休止してトイレに寄った。塩沢ダムからは少し登りが急になった。積雪は約1cmだった。早滝入口では風が少し強かった。風の陰になるところで小休止した。休んでいる間に軽トラックが1台塩沢峠方面に登って行った。
- 塩沢峠方面への道とは分かれ、少し車道を下ってから山道に入った。落ち葉の上に雪が積もり滑りやすかった。早滝分岐で軽アイゼンを付けた。今回は早滝は省略することにして、そのまま沢沿いに登り続けた。水場からの登りでは軽アイゼンが良く効いた。送電鉄塔の立つ尾根が間近に見える箇所で一休みした。
- 登山道は送電鉄塔には寄らずに、そのまま上に向かってジグザグに作られていた。周囲はカラマツ林に変わって行った。雪がほとんど無くなったので軽アイゼンを外した。
- 白鳥岩分岐からは左下がりの斜面を横切る道になった。雪が付いていたので念のため軽アイゼンを付けた。正面に赤久縄山が見えた。一度林道を見てからの南斜面のトラバース道には雪は全くなかった。送電鉄塔付近から南方の両神山方面の展望が得られた。
- 送電鉄塔の先で林道に出た。林道には根雪が残っていた。林道を少し進むと東コース入口に着いた。再び山道に入った。尾根の登りだった。北西の季節風が強かったのでレインウェアを着た。雪は次第に深くなっていった。山頂付近まで登ると積雪は20-30cmになった。
- 山頂は樹林に囲まれ御荷鉾(みかぼ)山の方角だけ展望が得られた。風は無かった。
- 下りは林道まで雪の上を快適に下った。林道には行きには無かった車のタイヤの跡が有った。送電鉄塔の所で軽アイゼンを外し、南側斜面の雪の無いトラバース道を歩いた。白鳥岩分岐からはカラマツ林をジグザグに下った。
- 行きに休んだ送電鉄塔が間近に見える箇所で軽アイゼンを付けた。軽アイゼンのおかげで水場付近の滑りやすい箇所を楽に下った。早滝分岐付近から下では雪はすっかり融けていた。早滝分岐で軽アイゼンを外した。
- 県道は谷間の日影になっているところで雪が残っていた。砂がまかれていて、行きの足跡に風に吹かれた砂がたまっていた。
- 万場の国道に出る手前に食堂が有った。ラーメンを食べビールて祝杯を上げた。